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マカオ 概要・基礎情報

*掲載内容は2020年8月時点のものです。

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マカオの地理

マカオは中華人民共和国の特別行政地区の1つ。

かつては旧ポルトガル領土で、1999年に返還されました。

中国大陸の南(広東省)珠港デルタに位置しています。

 

全体の面積は32.9㎢あり、中国本土と接するマカオ半島、タイパ、コロアン、

コタイ地区(埋め立て地)、香港や珠海との出入境ゲート・港珠澳大橋があるマカオ口岸という人工島からなっています。マカオ半島とタイパは3本の橋で結ばれています。

マカオの人口

総人口は696,100人とされています。
約90%は中華系で残りはポルトガル人やフィリピン人をはじめとする他の国の人々です。
人口密度は世界でもっとも高いとされています。

マカオの言語

公用語は中国語とポルトガルとなっています。
公用語は政府機関における公文書や通信に使用されていますが、日常では広東語が最も使用されています。


公共の交通機関などでは中国語、ポルトガル語、広東語、英語で案内がされています。

マカオの気候

気候は温帯夏雨気候に属していて年間を通じて平均湿度がかなり高いです。
年間の平均気温は22.7℃。

最も寒いとされる1月の平均が14.5℃で、最も暑いのが7月で平均28.9℃とされています。
 

12月から3月初旬が冬季とされ平均気温は13℃と日本に比べれば暖かいですが、稀に10℃を下回ることもあります。3月半ばから暖かくなり夏場は日中の気温が30℃を超える日が多々あります。10月から11月にかけては秋で晴れる日も多く、気温・湿度ともに過ごしやすい日が多くなります。

 

台風が到来するシーズンは5月~10月。過去に街中で床上浸水などの被害も出たことから、ピークの7月から9月は特に注意が必要です。

マカオの行政

マカオは中国の特別行政区となるため、政府の代表者である行政長官は
400人からなる選挙委員会から投票で選出された後、中国中央人民政府の国務院総理により任命されます。
現在の行政長官は賀 一誠(ホー・ヤッシン)氏で2019年12月から就任されました。

マカオの経済

マカオのGDPは2018年が一人当たり約872万円で、世界で第三位となります。
主な産業はギャンブル業と観光業です。


しかし近年はそれ以外の産業にも力を入れ始め、ギャンブル業への依存から脱却を試みています。なかでも、金融業、展覧・催事業、漢方医療などのGDOが2015年から2018年までに36.5%増加しました。その結果、マカオ経済におけるギャンブル分野の比重は2013年が63.1%だったものが2018年には50.5%まで低下したとのことです。しかし、やはり豪華なカジノ、ホテル、ショッピングセンターはマカオの大きな魅力であり、毎年世界中からたくさんの観光客が訪れています。


2018年には3580万人を超える観光客が訪れさらに2019年第三四半期には前年度に比べて空港利用客が17%と大幅に増え、今後の発展も期待されています。
 

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